電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

税金泥棒返上

スマトラ沖地震救援活動のための自衛隊派遣は各国に比べ遅れ、送られる当の自衛官も遺憾だったらしい。これも対アジア感情を刺激しないためだったんでしょうか? 戦争に行くんじゃなくて人命救助じゃん。派遣される方も誇りある仕事なんだろうし、こういうと…

アメリカの怖さを知る世代知らない世代

『en-taxi』で坪内祐三が、江藤淳は村上龍が出てきた当時その単純安易な「ヤンキーゴーム」的反米志向に反発というか違和感を覚えた、というようなことが書かれていた。 アメリカの強さ、安保体制下の戦後日本の我々は現実アメリカに依存せずして生きていけ…

三十六歳の地図

「ホッと胸を撫で下ろした読売、朝日、産経各新聞販売店」なんて記事見出しに引っかかる物があって『週刊文春』を読んだら、ああそうだ、今さらながら、奈良の女児殺しバカは元・新聞販売店員だった。 また元・新聞販売店員の犯罪者かよ? 数年前の池袋白昼…

ロマンという名のウソをつけ/ウソでも心が暖まるなら

『ダ・ヴィンチ』新年号特集「オタクの恋 もうオタクと付き合うしかない」 やはりいまいちの薄め感は否めず。しかし今や『ダ・ヴィンチ』は女性誌だから、あんまり本音丸出し過ぎてはそりゃ読者が引く、こんぐらいでも充分冒険であろうか。 滝本竜彦、大槻ケ…

週遅れの走り書き

ふと気づいたら年が明けてもう二週間も経つ。遺憾イカン、毎年、年の暮れに向かう緊張感は好きだが、新年を迎えると一気に緊張感がほどけてだらけがちである。……で、年末来持越しの問題の幾つかはいまだ片付いておらず時間が無い。 しかしこの日録さえ書かず…

あけましておめでとうございます

大晦日から元日にかけて雪、というのは初めての経験のような気がする(新聞配達の人ぁ大変だったろうなあ……一年で一番朝刊がぶ厚い日がこれじゃなあ…) 恐ろしいことに、人生70年と考えたら今年で半分終わりである。なるべく気合入れて行こう、とか思うので…