電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

藪情事よしっかりしてくれ!

と、いうわけでどこの商店も正月休みが終わり、よく行く中野ブロードウェイ地下の肉屋に、シチュー用の肉を買いに行ってみた。
シチューはリーズナブルな料理で、輸入品の牛バラ肉か牛すね肉をブロックで買うと100gが60〜70円程度なので、千円程度の材料費で丸二日分は食える。
ところがどうしたことか、いつも買ってる牛バラ肉と牛すね肉が、いきなり普段の倍近い値段だ。数秒後、脳裏をよぎる年末のニュース。

アメリカで狂牛病

やられた! 当分は安い輸入牛肉にありつけねえじゃねえか!
ブッシュ大統領は、民主党から突っ込まれて、地元産のステーキ食って安全性をアピールしたとか聞いた時は、なんだ日本の政治家みたいだな、なんて思ってたが笑い話ではない。
慌てて時々食うオーストラリア産ステーキ肉を見る、こっちも値上がりだ。米国産輸入牛肉が減って品薄で値が上がった、ってことか?

……まあ、これがBSEのせいと決まったわけではないが、今日ばかりはイラクアルカイダもくそもなく「おい藪情事、早くなんとかしてくれ!」と思ったのであった。

が、なぜかアメリカ産の牛レバー(冷凍)は普段通りの価格だったんでそれを買って食った。よくわからんが、臓物系はBSEの影響は無いのかな。