電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

ゴジラが出なけりゃ税金ドロボーか?

1月17日は1995年に阪神淡路大震災が起きた日で、この時の自衛隊の災害救助出動と、続くオウム・サリン事件で、時の首相でもあった村山富市委員長下の社会党(当時)は、なし崩しに自衛隊の容認に至った。
で、その社会党社民党)に続き、共産党自衛隊容認を決めたという。
天皇制・自衛隊の存続認める新綱領、共産党が採択
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040117i403.htm
しっかし共産党は、なぜ「自衛隊を廃止して人民軍を創設する」と言わんのか?(笑)。ハッキリそう言えば、それはそれで漢だとは認めるぞ(賛成するかは別として)
阪神淡路大震災に際しての自衛隊の災害救助出動が論議された当時、大真面目な顔で「こうして災害時に自衛隊を出しやすくするのは軍国主義復活の第一歩」と言いたがる人々が一部にいた。いや、そりゃ軍隊や軍国主義を嫌う思想には一定の正当性も認めるが、だからって、ちゃんと自衛隊が本当に国民の役に立った時まで悪者扱いするのはひどすぎるんじゃないか、と思ったものである(聞けば、阪神大震災の時、現地の自衛官は使命感に燃えてすぐにでも救助に出動したかったのに行政の都合でそれが遅れたというではないか)