電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

田舎者ほど東京の下町に馴染めない皮肉

で、新居は西武新宿線の駅に近くなった。
改めて思ったが、地下鉄の駅そばは商店街というものができないのに、地上を走ってる私鉄の駅周辺には必ず小なりといえ商店街というものができる。
いつも何を買うのもわざわざJR中野駅近辺のサンモール商店街アーケードなどを利用するのが習慣だったが、たまたま自転車も故障中だったんで、JR中野駅から西武線の駅まで歩くと、途中の商店街をよく観察することになる。
やはり西武線駅前の商店街は、JR駅周辺の商店街に比すると規模が小さいのだが、そこが地方都市のようで何やら妙な懐かしさを感じさせる。
地方では大型店の影響で商店街の小売店が打撃を受けているというが、たかが中野区の中でさえ、隣近所商店街より駅前大型店を利用するわたしなどは見事なファスト東京人いやファスト上京人だろう。
地下鉄東西線落合駅前の潰れたスーパー跡地は量販店系ドラッグストアに変わった。生鮮食品も少し扱っている。
落合斎場から第五中学の間の坂道に新しいマンションが建ち、その一階にセブンイレブンが入った。
その一方、個人経営の小っさいスーパーがまた一軒店じまいしていた。