1980年のモスクワオリンピックが当時の西側諸国にボイコットされた理由は、確か、当時のソ連のアフガニスタン侵攻に対する抗議が理由だったはずである。
28年前と現在では情勢は大きく異なるが、現在、中国共産党政府によるチベット人民弾圧が進行中でもオリンピックのボイコットが起きないとすると、西側諸国の価値判断は――
アフガニスタン>チベット
――ということなのだろうか。
だいたい、アメリカが、結局は核兵器を持たなかったイラクには侵攻して、核実験を行なっている北朝鮮には侵攻しないのは、北朝鮮には石油利権がないから、というのはバレバレである。
誰か「チベットで膨大な埋蔵量の油田が発見された!」とかのデマを巧妙にでっち挙げてアメリカ国防省とモービル石油に吹き込まないものか?