正義中毒の人にありがちなこと
あるいは、主義の左右上下に関わりなく言動の態度で「自分はマトモか?」チェックリスト
・世界は「自分ら」と「敵」の2種類の人間だけと思っている
→実際には無関係の第三者が世の中の99.99%だったりする
・敵はすべて裏でつながっていて一致団結していると思っている
→実際には敵陣営の間にも対立はあるがなぜかそれは無視
・とにかく自分らの陣営に人をたくさん動員すること自体が目的化
→実際はデモに人が集まらなくても目的が達成されれば問題ない
・正しいことはいつでもどこでも誰相手にも言うべきだと考える
→ネット上ではその話題と無関係な場所でもコピーペーストをくり返す
・政治と無関係な純粋な娯楽のための娯楽の話ができない
→食、芸能、スポーツなどの話を政治の話にしないと気が済まない
・主張が正しければ手段は何をやっても構わないと考える
→暴言や暴力や相手の発言の捏造も無理やり肯定しようとする
・自分の陣営の不祥事や暴走は「敵の自作自演工作」と決めつける
→自陣営の行動を反省したり仲間を批判することができない
・敵は強大な権力だが自分たちは可哀相な弱者で少数派だと言いたがる
→そのくせデモに人が集まると自分らこそ多数派だと誇りたがる
・自分は中立的無色だが敵はすべて「信者」と言いたがる
→中立的立場から主張内容ではなく手段への批判があることが理解できない
・自分の職業や家族や実生活のことは直視したくない
→現実を直視するより政治運動というモラトリアムに逃避したい模様
わたしはかつて高校3年の夏に人生初逮捕されたあと、父親から「右翼も左翼も究極的には変わりない」と言われたのだが、そのときはよく理解できなかった。
――が、今では「ホント変わらんなあ」という気がする(主張の中身に関する好みは別として)。
ついでに言うとカルト宗教とかブラック企業とかの内部心理もこれらと多くは共通するな。