電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

みんな安くて何が悪い?

保守の政治家や大企業の経営者はみんなインフレ待望っぽい。まあデフレでは税収も企業の収益も増えないわけだが、ただの「消費者」として生きる国民の多数は、腹の底ではデフレと円高を消極的に肯定しているのではないか?
なにしろ、デフレと円高のおかげで食品も衣料も石油製品も安く済んでる。今さらインフレになっても物価が上がったら即給与も上がる保証はない。若い世代ほど金をかけないライフスタイルの方がデフォになってるはずではないですかねえ。