正直に申しますと、本年はいろいろとサボりましたが、暇な時期には頭の中身を増やすように心がけたつもりです。でも順位を考えるのは難しい。ジャーナリズムとエンターテインメント、それも自分の個人的オタク趣味に類するものと全時代全世代向けのものを同列に語るのは容易ではないというか……。
それでも頭を刺激したインパクトで並べるとだいたい以下の通り。
1&2.評論『評伝 宮崎滔天』『北一輝』渡辺京二
3.ルポ『ネットと愛国』安田浩一
4.ルポ『ヤクザと原発』鈴木智彦
5.ルポ『原発アウトロー青春白書』久田将義
6.評論『時間ループ物語論』浅羽通明
7.映画『楢山節考』監督:木下惠介/今村昌平
8.エッセイ『島に免許を取りに行く』星野博美
9.漫画『新ナニワ金融道 銭道立志編』青木雄二プロダクション(11〜14巻)
10.漫画『ドリフターズ』平野耕太
(列外)
0.東京都現代美術館「特撮博物館」