電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

で、その一部で話題の、京都にある宝石販売の会社は、

大雑把に言うと、電話で呼び出した男性客に女性の販売員が(女性客には男性の販売員が)馴れ馴れしい態度で擦り寄った末、言葉巧みに高額な宝石を買わせるとか、そんな商法らしい。
だが困ったことに、これだけでは違法とか悪徳とか断言はできない。要するに客を自分の領域に入れて誘導するのが巧みな商法、と言ってしまえばそれきりとも言えてしまう。限りなくグレーな商法、と言うべきかも知れない。
しかしわたしは、この手の商法は、仮に違法や悪徳でなくても、その雰囲気が死ぬほど大嫌いである。それは、そこに「笑顔の暴力」「同調圧力の暴力」の臭いがぷんぷんするからだ。