電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

ナチスまであと一歩だ?

横道にそれるが、敷衍するに、第一次世界大戦後のドイツのヴァイマル共和国時代ってのも、こんな感じが急速に進行した時期だったのかな?とか妄想する。
確か当時ってのは、土着産業は崩壊し、賠償金が払えないせいもあってアメリカ・ユダヤ資本(チェーンストア?)が大量に入ってきて、ついでにロシア、オーストリアからの難民(亡命者)も大量流入してたとか。
初期ナチスを支えたのは、没落した中産下級(小農民、小売店主)だという、今で言えば「マクドナルドやスターバックスは出て行け!」という反グローバリズムに乗りそうな層と、多分重なると思う。
今の日本でそういう運動が盛り上がらんのは幸いなのか不幸なのか。