電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

フランス軍中戦車ジョルジュ・バタイユ

フランスといえば、少し前にミリタリマニアの友人に聞いて知ったが、タミヤ模型からWW2(第二次世界大戦)時のフランス軍戦車B1bisが1/35でプラモ化されて発売されている。
WW2のフランス軍戦車つったら、長年、開戦初期にドイツ軍に撃破され、という一方的評価だったんで珍しいといえば珍しい。で、しばし前の『モデルグラフィックス』誌で初めて知ったが、このB1bisのBというのは「バタイユ」の略だという。
旧ソ連にその名も「IS2-ヨシフ・スターリン」という重戦車があったが、『眼球譚』『マダム・エドワルダ』の作者は、大戦前すでに戦車の名前になるほど有名だったのか? というと、そういうわけではなく、仏語で「バタイユ」とは「戦闘」を意味するんだとさ(知らんかった)。
眼球譚」(読んだ事のある人間は知っとるだろうが、これは正確には「眼球譚」ではなく「睾丸譚」である…しかしそれではさすがにタイトルがまずいので「眼球譚」にしたのか…?)といえば、「譚」の字が当用・常用漢字にないため、ネットでは「眼球たん」or「眼球タン」と書かれることが多いが、「あふがにすタン」や「びんちょうタン」のような萌えキャラではない。念のため。しかしこう書くとどう考えてもゲゲゲの鬼太郎の親父みたいなのがメイド服を着てるようなのしか思いつかんな。あと、テーマソングは(あるなら)間違いなく、爆風スランプの「めんたま」だろう。