電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

また昔の話

このブログとは別個に作って放置してた個人原稿アーカイブ「B級保存版」に、葦原骸吉獄中回顧録を掲載(この話は過去にも断片的には語ったことがあるが、きちんと書き起こしたのは初めてだ)。
ここ最近、秋葉原通り魔事件以来、便乗模倣犯みたいな事件が絶えない。まあ、どうせ大半は本気ではないイタズラであるが。
以前は、この手の、サエないダメ男の暴発系事件が起きるたび「骸吉がやったかと思った」と言われたものだが、残念ながらわたしはこの手の事件をやらかす気はない。
理由は、前に一度やって、ウンザリしたからである。
ただし、ひとつハッキリ断っておくが、わたしは加藤智大や宅間守宮崎勤のように、一般市民や小さい子供を標的に選ぶことはしなかった。
それでも、本当にウンザリした。
そんなわけで、こんなものが犯罪抑止になるかわからんが――本当は昨年から時間が空いたときに少しづつ書いてたのだが――随分長大になったので、興味のある人だけ「思いつき一発で犯罪を起こすと結局こうなる」「こうなってはいけない」というバカの見本としてご覧頂くことを願う。