学校と会社の違い
世に学校も会社も同じようなものだと言いたがる人間は人間は多いが、実際はどうか。
学校 | 会社 |
集団への帰属を重視する | 集団への帰属を重視する |
上下関係を重視する | 上下関係を重視する |
時間厳守 | 時間厳守 |
先例に縛られた行動が多い | 先例に縛られた行動が多い |
奇抜な服装は許されない | 奇抜な服装は許されない |
立場を悪用した男女関係が横行 | 立場を悪用した男女関係が横行 |
たった1学年の差で力関係は絶対 | 能力により歳下の上司、歳上の同期も普通にいる |
変わった行動を取る人間は放逐される | 特別に優秀な人間なら奇行が許される場合もある |
損得勘定という概念がない(無駄が改善されない) | 利益が最優先(損失が発生すると個人の責任が追及される) |
個人的には、学校と会社の最大の違いは「利益追求」という考え方の有無だと思う。学校はそれがないから精神論的な建前が暴走する。運動会の組体操や部活のシゴキのように、効率、安全、コストよりも根性やら一体感やらが優先される。逆に企業では、利益を守るために粉飾決済やらデータ改竄やらの悪事が正当化される、ということではないか。
どちらもそれぞれに問題があることに変わりはないが。