電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

2004-02-18から1日間の記事一覧

見えない「東北の農村」を見つける想像力

しかしだ、それもまたセカイ一挙把握願望なんぞを持つ若い時期特有のもんで、まっとうな社会生活を歩んでいけば、非近代の非合理には現実生活で直面することになるんじゃないか、と思うんだが……その一番わかりやすい例が冠婚葬祭じゃないか? 例えば、結婚し…

近代主義者が「目に見えないもの」を語る困難

どうも、援助交際女子高生みたいな生き方は放置してれば自然に基準が定着するとか、文化の自由放任主義者と思われた宮台先生も、さすがに最近、無形の文化の重要性みたいなものを説かねば成らない責任感に駆られてか、例えば「魂」とかいう言葉を使い始めて…

「東北の農村」を失った亜細亜主義者

一般には、どっちかといえば戦後民主主義リベラリストというイメージだった宮台が、北一輝に亜細亜主義? といえば「おっ何事だ?」と注目する人も多いんじゃないかとは思うが、ウェブログのコメントとか、なんか今のところ評価は芳しくないように見える。 …

フランスにはまだ東北の農民がいる

以前、宮台真司の近刊について、ドシロウト丸出しの適当な感想文を書いてたのを旧知人に見つかり、先方はちょうど用があって最近の宮台氏について調べてたそうで意見を求められるが、むしろこちらの不勉強を晒す結末に終わる。で、 宮台真司の公式サイト htt…