2005-12-04から1日間の記事一覧
そういえば先日ワイマル文化とホモソーシャルの話を書いたが、それ関連でとっておきのバカネタをひとつ。 映画好きだったナチス宣伝部長ゲッベルスは、かつて『制服の処女』を大絶賛している(これは、平井正『ゲッベルス』(中公新書)に引用された、彼の19…
ついでに、この「半径30メートルがその人の世界」論を先日のワイマール共和国話にこじつけて補足。 ワイマル共和国時代のドイツにアメリカ大衆文化が大量流入したことは先にも触れた。 WW1(第一次世界大戦)から1920年代、ハリウッド映画をはじめとするアメ…
さて、以前世界の広さはどこに生まれたかで変わると書いたが、この仕事でも、神話って、結局その土地の風土を反映した世界観なんだなあ、と(考えてみれば当たり前のことを)再確認させられた。 例えば、エジプト神話は、緑豊かなナイル流域と、その外に広が…
PHP文庫『「世界の神々」がよくわかる本』東ゆみこ監修(isbn:4569665519)刊行。 わたしは ・Part6:エジプト神話 ・Part7:クトゥルー神話 のほか「マヤ・アステカの神々」などの小コラムを少し担当。 この他、畏友・奈落一騎ほかのメンバーが、ギリシャ神…