電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

朱に交わればアカくなる

ところで唐突であるが、わたしは激烈な差別主義者である。
水木しげるの『劇画ヒットラー』で、童貞時代のサエないヒトラーが、すべてのドイツ人処女はユダヤ人と口をきいただけで梅毒がうつると非科学的迷信をわめいてたように、「消費者金融や証券会社やクレジットカードローン会社の勤務者=ケガレた資本主義のブタ、関わるとこっちまでヨゴレる」と、迷信的に思い込んでいる。
そーいう会社に勤務していようと、善良な普通の人なんだって? ハァそんなことは百万年も前から知っている。つーか、その人が消費者金融や証券会社やクレジットカードローン会社を辞めさえすれば、もうその瞬間から一切そんな差別はしない。
これはもう(間違った)ケガレ意識である、エンガチョ、と思っているのである。
だが、正直に告白すると、わたしは過去に一度だけクレジットカードを使ったことがある。仕事の資料でどうしても必要な本がAmazonでしか購入できなかった時である。
この時は「俺もクレジットに関わってしまった→ヨゴレた」と思った(←まあ、笑う人は笑いたまえ。カード破産を一切恥じないような人は)