2004-08-05から1日間の記事一覧
とまあ、日本的世間では集団の責任は明確にならないが、それからはみ出した時は、キッパリ「自己責任」が浮上する、というのは皮肉である。先日の話、うっかりわけのわからん組織、場、あるいは教祖に与した人間ってのも、まさに「自己責任」なんだろうが。 …
今の自衛隊は戦前の軍隊とは違うが、最終的責任主体が天皇から安保体制に変わっただけで、雲の上というか外部にあり、結局明確な責任になりえない構造は変わらん気がする。 だから、今の状態で自衛隊が多国籍軍に与して海外でバンバン活躍しようとすると、例…
従軍慰安婦やら炭鉱労働者の強制連行と言われる問題も、この手の話が多いんじゃないかと思える。 たぶん、形式的名目的には一応まっとうな雇用手続きを踏んでたが、その内実は、契約書と話が違うじゃないか、現場じゃ劣悪な給与ピンハネやら、記録に残らない…
戦時中の日本が残虐行為の類などは一切やらなかったとは言わない。だが、それにはかなりグレーゾーンで残虐行為とも解釈すべき事態が多かったのではないかと思える。 戦時中ビルマで(フィリピンだ)バターン死の行進とゆう事件があった。英軍の(米軍だ)支…