電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

2004-08-14から1日間の記事一覧

ルサンチマン右翼にさえなれないダメ野郎を

――と、以上を、これは要するに「俺が90年代前半屈折混じりに考えてたことを、最近の若い奴はてらいもなくストレートに言う、じゃあ俺が若い頃シタバタしてたのは何なんだ、悔しい」というボヤきじゃないか、とツッコミ入れることも可能である。また逆に「あ…

取り残された90年代前半のナチス突撃隊

と、なんだか大月氏の話ばっか書いてきたが、わたし個人はどんなスタンスだったか。 まずわたしは、90年前後に、当時の別冊宝島(『おたくの本』『80年代の正体』他)の浅羽通明氏や大月隆寛氏の文章で、当時はエコロジーとか湾岸戦争反戦運動とかが、「こう…

あらかじめすり替ってた(と俺には思われた)保守革命

しかし、当時はオフレコと言われたけれど、今じゃもう時効だろうから暴露するが、1999年頃"当時"大月隆寛氏はわたしを含む周囲の人間に、つくる会内部で小林よしのりの急速な右旋回をどうにか舵取り修正しようと苦労してるが、会内部の人間関係が難しくうま…

わたしは「つくる会」の幹部を支持してました

98年頃当時、わたし自身はどういう立場だったか、古証文を引っ張り出す。 "当時"わたしは、新しい歴史教科書をつくる会に与した大月隆寛氏を擁護する論を張ったことがある。 http://www.axcx.com/~sato/memo/log/log1051.html 上記の文章を書いた背景は、当…

敗者「皇道派」の弁明

昨日、今の差別しかない自称極右は、現状の自己否定につながる大東亜戦争は肯定するのか?と書いたが、実はそれは一種の挑発であって、ある意味では、本当はわたしはそんなことはどうでもよくて、もっと根源的な論点がある、と思ってる。 そりゃ何か、という…