電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

2005-06-26から1日間の記事一覧

怪獣使いの証言

ちなみに、上記の朝鮮人虐殺のエピソードを元に作られたのが、『帰ってきたウルトラマン』で上原正三脚本の代表作「怪獣使いと少年」だ。 (まさにこの話から書名を取った切通理作『怪獣使いと少年』には大いに触発された)。 『TONE』誌のインタビューでは…

もし「みんな」が殺人を合法としたら?

だから、逆に言えば「みんな」がそれを悪だと思ってなければ、どう考えても一方的ないじめか集団虐殺のような行為が、平然とまかり通ることだって、たまにある。 南京の大虐殺とやらは中共の死者数水増しゆえに虚報説が強いが、じゃあ、関東大震災下で朝鮮人…

余談傍証

話が横道に逸れるが「みんなに迷惑をかけない」問題と関連して、ずっと以前から心の片隅に引っかかっている証言がある。 数年前、少年院の教官をしていた年長の知人に聞いた話では、近年の不良(ヤンキー系ではなくチーマー系だろう)は、傷害事件など起こし…

個々には善人なのが、揃うと凶行になるから頭を抱える

戦争でもJR西日本でも「ノリの強要」で迫ってくるマルチ商法でも「俺がそれに従って欲しい」と言わず「みんなそれに従っているんだから、きみも従いたまえ」という言い方がムカつく。それが「下からのファシズム」を生み出すと書いてきた。 が、ひとつ補足…