電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

お前ら全員共犯だ!(俺もな)

しかしである、こーいう「何となくそのとき正しいと思われる陣営に与する」烏合の衆あってこそ、カルト的狂信とか群集心理とかファシズムは成立しているのだ。
ナチスユダヤ人大虐殺はヒトラー一人がやったことではない、スターリンの大粛清、毛沢東文化大革命も然り、こういう下からの自発的ファシストの群れがあって実現したことではないか?
したがって、悪徳商法だって、経営陣だけでなく、個々の構成員にも「戦争責任」はあるのだ。
他ならぬわたしが、何ゆえ10年近くも旧リバティコープにこだわっているのも、先に述べた通り、一日限りとはいえ、この資本主義真理教の犬に対して、自ら股を開いてしまった自分を、どうあっても許せないためなのである。