電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

私がモテないのはどう考えても自分が悪い!

某所でかような論議を目にした。

レイシストは女にモテる」
http://togetter.com/li/526583

この手の論議は「どんな女」にモテるのかを具体的に明らかにしなければ、永久に妄想のぶつけ合いの域を出ない。
確かにリベラルなインテリ女性であれば、男根原理丸出しの差別的男性は嫌うだろう。だが、少々差別的でも「頼りがいのある男性」を好む女性も多数いる。傲慢不遜な教祖気取りタイプの男に「私を導いてくれる」なんて思ってついていってしまう依存気質の女性だっている。かと思えば、自分が主導権を握れるような草食系男子を好む女性だっている。
この話は以前も述べたが、ミもフタもない結論を言えば、思想信条の左右上下にかかわらずカッコいい男はモテるし、カッコ悪い男はモテないのだ。
ここで言う「カッコいい」とは単なる顔の造形ではない、誠実さ、責任感、清潔感などの内面まで含むのは言うまでない。そしてそれは思想信条の左右上下と関係ない。