電氣アジール日録

自称売文プロ(レタリアート)葦原骸吉(佐藤賢二)のブログ。過去の仕事の一部は「B級保存版」に再録。

娯楽作品の上下はともかく左右を云々する無粋

少々今さらながら、少し前に「永久保存版」で語られていたこの辺の話――

桜チャンネル掲示板です。 この掲示板は、保守の視点から落ち着いたレベルの高い論議もところどころで見られて、アカ(自己申告)の私にとっても全体的に面白いのですが、中でも興味深いのは日本のサブカルチャーに関するいくつかのスレッドです。この掲示板の投稿者のイデオロギーからすれば、手塚治虫宮崎駿の作品はアカや戦後民主主義プロパガンダデマゴーグというわけで、否定すべき対象以外の何ものでもないのですが
(後略)

――について。
これ読んで反射的に思ったのが「うげ、その桜タンって文化大革命当時の紅衛兵とまるで同じじゃねえか!」とゆーことである。
文革当時、紅衛兵は「赤は革命の色、良い色だから信号機は赤を通行、青を停止にすべき」とかまで言ってたらしい。今の若い大真面目な右翼学生の態度というのは、それをそのまま左右ひっくり返したよ〜なものではないのか?